今回の勝間式『自分ナビ』宣言は、学びの継続性。
確かに人間は毎日に忙殺されると、向学心があってもなかなか学びの時間が作り出せないもの。
隙間時間で行う読書等も、それが自分にどうプラスになっているのか…実際、その成長は数値化できるものでないので、なかなか意識できずに継続するのは難しいのが実際でしょう。
その点をどう克服するのか…勝間さんは、自分に宿題やテストを課していくことを提言しています。
実際、学校教育でテストや宿題が常態化され、それをこなしてきた私たちにとっては、1つ1つの取り組み内容に期限やノルマを設定することで、やる方向に仕向けることはできるでしょう。
ただ、それも自分の強い意志と向学心が必要となりますが、その達成感からドーパミンによる強化学習に繋がるという意味では理にかなっているようにも思います。
また、茂木健一郎氏によると、自分が越えられるか越えられないか分からない、ちょうどよい課題設定によってその強化学習によるドーパミンの量は増大されるとのこと。ですから、自分なりのノルマ設定等もその意味で自分の学びを支えていくことに必要なことなのでしょう。
最近では、”学びからの逃走”が見られるように、学びに経済合理性を求める人たちが増えてきています。
そのような社会的傾向から考えて、ただ漠然と学ぶのではなく、まずは資格取得などからはじめ、学びの面白さを感じていくなどのことも必要ですし、褒めるということの即効性を利用するという意味で、ニンテンドDSソフトなどを活用する(評価も楽しみながら、また自分の変化が瞬時に一目瞭然となるので…)こともあり得るでしょう。
いずれにしても、自分なりに課題設定など、自分の学びを支えるシステムをどう作るかはその人が何をもって報酬と感じるのかという意識とも相関があると思いますし、それに応じた設定のコントロールが必要になってくるのでしょうね。
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