2008年4月20日日曜日

勝間式『自分ナビ』宣言(4/19)

情報過多である現在。その中でよりよく生きるために、情報を精査しながら吸収することに力を入れる傾向があります。

ニュースなどの加工された情報を批判的に見つめながら、より自分の考えを深めていくためにも、1つの問題に関わる情報は多ければ多いほどいいと考えがちだからです。


そんな中で、『中央公論』(5月号)で、梅田望夫さんが次のようなことを述べています。

『最後に読者に伝えたいことがあります。広く「知的生活」と言いますが、知的生活というのは知的消費と知的生産を含んだ概念です。梅棹忠夫が述べているように、本を読むだけで終わるなら、それは知的消費であり、感想文を書くなりして初めて知的生産となる。その差は突き詰めて言えば「書く」かどうかにある。知的生活を充実させるにあたり、最初の関門は「書く」ことだと思います。』


今の自分の思考を客観的に見つめる上で、またそれを整理する上で、書くという作業は大切になるでしょう。

ただ、自ら吸収した知識を、その定着度を図る上で文章化してみる・・・これには意外と多大な労力がかかるものです。

実際、自分の言葉でとなると、その語彙力に限界があるからです…。

とはいえ、このインプット⇒アウトプットの連鎖が、やがて文章を深みのある、それでいて無駄のない情報を発信していくことにつながるのでしょうね。(ただ、”無駄のない”となると、ロジカル・シンキングなどの論理的思考とその構成の技術等は必要ではありますが…)


”情報入力と出力の比率は5:5に”…常に意識しながら生活をしていきたいものですね。

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