2008年4月26日土曜日

勝間式『自分ナビ』宣言(4/26)

今回は仕事に関して、自分の時間と会社の関係性の両立を図る上での、仕事の仕方への提言がなされていました。

昔は、仕事はどんなものでも引き受けよ…ということが暗黙知になっていたように思います。
実際、働く仕事を覚える場合にやはり自らの経験を通して覚えていくことが一番身になるという考えがその根底にあります。

そしてそれが根強いからこそ、徒弟制度などが昔から成立していたのだと思います。


私は、その考え方自体を結して否定しようとは思いません。

ただ、自分のおかれている人間関係と社会的役割を考えたときに、行える仕事には限界がありますし、逆にそのような関係性をないがしろにした仕事の安請け合いは、返ってその自分の仕事環境を壊してしまうものになりかねません。

また制約条件の理論から考えれば、その仕事の煩雑さと非効率から、自分自身が制約条件となりかねないのです。


その意味で、勝間さんがおっしゃっていることはよく分かります。

ただ、フレームワーク力も含め、最近はすべてマニュアル化されてきている傾向がある昨今、そこに各自の創造力が失われていることも確かであり、安易に関係性のみを追求することがよいとも言いかねるのです。

失敗を通して学ぶことも多いわけですから…その意味で、それを保障する仕事環境の関係つくりが大 事になってくるような気がしてなりません。

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